本文へジャンプ

スタッフブログ:大山

大山寺旧境内 謎の遺跡調査①

自然紹介 / 2018.05.11


[巨大氷室(風穴)。中央に謎のかまぼこ型石組み]

5月8日に、大山寺旧境内の天狗屋敷(求聞持堂跡)と御旅所跡、および氷室(風穴)の調査を行いました。天狗屋敷では新しい発見が無かったので、御旅所跡、および氷室(風穴)について2回に分けて報告します。
3つの遺跡とも大山寺から金門下の南光河原(上渡り道)を渡った対岸にある釈迦堂跡周辺の遺跡です。


[御旅所跡台地。かなり広い]

御旅所跡は、釈迦堂西の尾根を削った広い台地ですが、古地図にも文献にもはっきりした記載がなく、大山寺旧境内でも古い遺跡だと思われます。御旅所と言われた場所ではないかと推定されているので一応御旅所跡としておきます。御旅所とは神輿行幸の目的地で元宮だった場所が多いとのこと。


[御旅所跡台地を囲む石垣]

昨年の夏と秋の調査ではわかりませんでしたが、御旅所跡台地は一部石垣で囲まれていたようです。当日は天候が良くなく、景色があまり見えませんでしたが、天気が良ければ台地から大山寺橋から島根半島・美保湾が見渡せます。なにか大山寺のシンボル的な建物が建っていたかもしれません。

釈迦堂跡からは古い道も確認できますので、御旅所跡まで散策道を整備するのも良いかもしれません。
国立公園大山の魅力は豊かな自然と信仰の山として栄えた歴史です。国立公園大山にたくさんの方が来ていただけるよう、これからも知られざる大山の魅力を掘り起こしていきます。