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お知らせ

平成28年度 第9回「野生動物写真コンテスト・自然界に生きる野生動物たち」

入賞作品が決定しました!

 今回のコンテストでは、全国から素晴らしい作品を多数ご応募いただきました。誠にありがとうございました。
 厳正な審査の結果、応募作品の中から選ばれた入賞作品を発表いたします。
 入賞者のお名前は、敬称を略させていただきました。


【総評】
 第9回の「野生動物写真コンテスト・自然界に生きる野生動物たち」への応募総数は、1110点、応募者数は355人と昨年に比べて約3倍ほどの応募で関係者は大喜びでした。応募された作品を審査員及び専門委員らで厳正に審査致しました。選考規定で入賞は一人一作品と決まっています。中には一人で何枚もの素晴らしい作品を応募されていましたが、規定に従い一人一点に絞られました。今回は応募点数も多かったお陰で、素晴らしい作品が多く、選考過程で審査員は悩まされました。最終的に選ばれた作品は3名の審査員の目で慎重に選んだものです。選ばれた方々はおめでとうございます。残念ながら選考に漏れた方々もあと一歩といった作品が沢山有りました。単に奇抜な作品よりも、ありふれた光景の中で見られる作品も審査員の目を引いていました。この場に限らず、多くの方の色々な作品を見て構図などを勉強することも技量アップに役立つと思います。次回も多くの方の素晴らしい作品に出合えることを楽しみにしています。

動物写真家 浅尾 省五

| 最優秀賞・環境大臣賞 | 優秀賞 | 入選 | 子ども部門賞 | 佳作 |

最優秀賞・環境大臣賞(1点)

「母と子」(エゾフクロウ)
「母と子」(エゾフクロウ)
撮影地:北海道標茶町 茅沼
撮影者:大石 由紀子

<講評>
 エゾフクロウが親子でほこらから顔を覗かせる光景は、なかなか見るこのできないとても珍しい作品です。棲んでいる環境をも最適な割合で取り込み、画面全体からエゾフクロウの豊かな繁殖環境がうかがえる素晴らしい作品です。

優秀賞(3点)

「紅葉と朱鷺」(トキ)
里地里山里海部門賞・
環境省自然環境局長賞
「紅葉と朱鷺」(トキ)
撮影地:新潟県佐渡市 秋津
撮影者:渡辺 正孝

<講評>
 8羽のトキが紅葉の山を背景に群れ飛ぶ珍しい作品です。トキとほぼ同じ高さのカメラポジションからほぼ水平に撮影されていますが、トキの移動習性等を調べトキが飛んでくるのを待ち構えて撮られたのだろうと推察します。自然の中でこんな光景が見られるようになった事が嬉しいですね。

「穴の中からこんにちは!!」(エゾモモンガ)
子ども部門賞・田中光常記念賞
「穴の中からこんにちは!!」
(エゾモモンガ)
撮影地:北海道札幌市
札幌トモエ幼稚園裏山
撮影者:吉田 優樹(11歳)

<講評>
 幼稚園の裏山でこんな可愛いエゾモモンガが見られるとは嬉しいですね。こういう光景に出会うとアップの写真になりがちですがエゾモモンガが棲んでいる環境を入れた上に可愛い表情を写し止めています。構図も含めて11才の小学生の作品としては素晴らしい。

「威厳」(ヒグマ)
自然公園財団理事長賞
「威厳」(ヒグマ)
撮影地:知床国立公園
北海道羅臼町
撮影者:林 茂雄

<講評>
 知床で遭遇したヒグマをうまく写し止められています。普通こういう光景に出会うとクマもカメラマンもびっくりし、慌てていいショットがなかなか撮れないものですが、落ち着いた感じの作品になっています。写す側の環境への配慮が感じられるいい作品です。

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入選(10点)

「あー美味しい!!」(シマエナガ)
「あー美味しい!!」
(シマエナガ)
撮影地:北海道札幌市
前田森林公園
撮影者:上戸 鉄雄

<講評>
 氷柱からたれ落ちる水滴を飲むシマエナガを素晴らしいタイミングで写されています。画面もシンプルでシマエナガが引き立ついい作品です。

「石垣の秋」(カンムリワシ)
「石垣の秋」(カンムリワシ)
撮影地:沖縄県石垣市
撮影者:小出 聖子

<講評>
 八重山地方に生息するカンムリワシの争う姿をいいタイミングでとらえられています。右側のカンムリワシの顔が隠れたのは惜しいですが、左右に大きく広がった翼が迫力を増し、激しい争いの様子を写した素晴らしい作品です。

「これぞ世界遺産」(シャチ)
「これぞ世界遺産」(シャチ)
撮影地:知床国立公園
北海道羅臼町
撮影者:早川 徳幸

<講評>
 知床国立公園の羅臼沖の海峡は海洋生物の宝庫です。その中でもシャチが多く見られる希なスポットです。悠々と回遊するシャチを知床半島の山並みを入れいいタイミングでシャチを写し止めた良い作品です。

「深海からの使者」(キアンコウ)
「深海からの使者」(キアンコウ)
撮影地:静岡県沼津市 大瀬崎
撮影者:原澤 宏

<講評>
 キアンコウを真正面から写し周囲の泥に溶け込み深い背景色も伴って神秘的でユーモラスな作品になっています。

「一触触発」(タンチョウ・オジロワシ)
「一触触発」
(タンチョウ・オジロワシ)
撮影地:北海道釧路市阿寒町
阿寒国際ツルセンター
撮影者:内野 正

<講評>
 タンチョウヅルとオジロワシの餌を巡る奪い合いの一瞬を見事に写し止めておられます。いつもは周辺や背後に他のタンチョウヅルが沢山いて写真をうるさくしてしまうのですが、この作品はとてもシンプルに力強く仕上がっており作者の努力がうかがえます。

「遭遇」(カナヘビ)
「遭遇」(カナヘビ)
撮影地:千葉県市川市 里美公園
撮影者:小山 広

<講評>
 葉の上にいるカナヘビを正面からストレートに写した素直な作品に好感が持てます。葉の形、色、そしてカナヘビのレイアウトも素晴らしいと思います。

「ネズミの引越し」(ヒメネズミ)
「ネズミの引越し」(ヒメネズミ)
撮影地:山梨県北杜市 清里
撮影者:鈴木 茂

<講評>
 ヒメネズミが子ネズミを連れて引っ越しをする瞬間を見事に写し止められた作品です。なかなか見られない一瞬の光景をこれほどまでにキレイに写される腕前はさすがです。

「この花おいしい!」(オンブバッタ)
「この花おいしい!」
(オンブバッタ)
撮影地:和歌山県和歌山市
湊緑地公園
撮影者:小藪 豊喜

<講評>
 なんともユーモラスな形と色。花びらを食べているバッタの頭部を真正面から狙った素晴らしい作品です。普通ではなかなか見られないバッタの顔がとても面白い。

「まなざし」(キタキツネ)
「まなざし」(キタキツネ)
撮影地:野付風蓮道立自然公園 
北海道別海町
撮影者:佐藤 高弘

<講評>
 キタキツネの親子が和む一瞬をいいタイミングで写し止められています。明るい緑と草花が写真全体を和やかに演出した素晴らしい作品です。

「静かなる滑空」(アヤトビウオ)
「静かなる滑空」(アヤトビウオ)
撮影地:伊平屋航路海域
撮影者:青柳 克

<講評>
 海面を飛ぶトビウオをいいタイミングでとらえられています。海面の美しいブルーのうねりがトビウオを引き立てている素晴らしい作品です。

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子ども部門賞(4点)

「お父さん えさちょうだい」(クマゲラ)
「お父さん えさちょうだい」
(クマゲラ)
撮影地:北海道札幌市
円山動植物園
撮影者:久保 凛太郎(11歳)
「雨上がりの虫探し」(ツバメ)
「雨上がりの虫探し」(ツバメ)
撮影地:埼玉県幸手市
撮影者:小島 達樹(15歳)
「ただいま琵琶湖を見ながらお食事中!」(アサギマダラ)
「ただいま琵琶湖を見ながらお食事中!」(アサギマダラ)
撮影地:琵琶湖国定公園
滋賀県高島市
撮影者:田中 碧(11歳)
「Beautiful」(ギフチョウ)
「Beautiful」(ギフチョウ)
撮影地:神奈川県相模原市
石砂山
撮影者:杉原 優輔(14歳)

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佳作(20点)

荒海を越えて(ヒヨドリ)
荒海を越えて
(ヒヨドリ)
伊藤 泰愛
俊敏な身軽さ(エゾリス)
俊敏な身軽さ
(エゾリス)
田中 康夫
妖精の如く(サンコウチョウ)
妖精の如く
(サンコウチョウ)
髙橋 明
見事でしょ!!スゴイ神技?(クモ)
見事でしょ!!スゴイ神技?
(クモ)
鈴木 ひろみ
赤・白・黄(ギンザンマシコ)
赤・白・黄
(ギンザンマシコ)
荒木 善則
ハニーフレンド(オオムラサキ、スズメバチ、アオカナブン)
ハニーフレンド
(オオムラサキ、スズメバチ、アオカナブン)
海老原 郁夫
アオバトの舞(アオバト)
アオバトの舞
(アオバト)
渡部 勇
掘る!(クマゲラ)
掘る!
(クマゲラ)
須藤 修作
チョッキリのペア(ハイイロチョッキリ)
チョッキリのペア
(ハイイロチョッキリ)
水村 実
ひだまりのひと時(キタキツネ)
ひだまりのひと時
(キタキツネ)
大谷 重夫
鏡ごっこ(ヒメシジミ)
鏡ごっこ
(ヒメシジミ)
木村 藤香
ウミクワガタ(ウミクワガタ)
ウミクワガタ
(ウミクワガタ)
御園生 智
朝焼けのサギ(アオサギ)
朝焼けのサギ
(アオサギ)
松浦 義教
小春日和にさそわれて(シジュウカラ)
小春日和にさそわれて
(シジュウカラ)
中村 道雄
雪宿り(キクイタダキ)
雪宿り
(キクイタダキ)
田中 冬彦
赤い鳥(ギンザンマシコ)
赤い鳥
(ギンザンマシコ)
安孫子 勝
わが家へようこそ(エゾヤチネズミ)
わが家へようこそ
(エゾヤチネズミ)
高林 紗弥香
王者の弱点(カンムリワシ)
王者の弱点
(カンムリワシ)
奥田 達哉
注目(エゾフクロウ)
注目
(エゾフクロウ)
小山 市康
母との時間(キタキツネ)
母との時間
(キタキツネ)
西山 亜希子

※写真の無断掲載を禁じます。


「野生動物写真コンテスト~自然界に生きる野生動物たち~」は、次の皆様のご協力をいただいて開催しております。(敬称略・50音順)

  • 朝日新聞社
  • 環境省
  • キヤノンマーケティングジャパン株式会社
  • 全日本写真連盟
  • WWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)
  • 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社