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栗駒/南三陸金華山/蔵王/男鹿

栗駒国定公園

写真:栗駒山
[栗駒山]

奥羽山脈中央部の栗駒山(1,627m)を中心に、北の焼石岳(1,548m)、南の鬼首(おにこうべ)カルデラを含む。栗駒山、焼石岳ともに溶岩円頂丘を持つ古い火山で、東北の山らしい、なだらかな稜線を持つ。栗駒山は山腹まで車道があり、比較的容易に登れ、山頂からは大展望が得られる。

焼石岳は上部に多数の池沼があり、お花畑に飾られる。夏油(げとう)温泉などからのルートがあるが、歩行距離が長く、栗駒ほど登りやすくない。それだけに静かな山行が楽しめる。鬼首には片山地熱地帯がある。

栗駒、焼石とも山麓にはブナ林が広がるが、特に栗駒南麓から鬼首にかけては森が深い。栗駒五湯、鬼首、鳴子など温泉も豊富である。


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蔵王国定公園

写真:蔵王山・火口湖のお釜
[蔵王山・火口湖のお釜]

樹氷と山スキーで知られる蔵王山一帯を主に、北部の面白山(おもしろやま)山地を含めた公園である。蔵王山は奈良時代に願行上人(がんこうしょうにん)(役小角(えんのおづぬ)の説もある)によって開山された、修験道の山でもあった。熊野岳(1,841m)山頂には今も蔵王権現が祀られている。

火口湖のお釜と、標高のわりに豊かな高山植生が見どころである。まばらに立つ背丈の低いオオシラビソが、冬は樹氷をまとってモンスターとなり、ロープウェイから探勝できる。

蔵王エコーラインが山形県上山(かみのやま)市と宮城県蔵王町を結び、蔵王山火口東側を通っている。北部の宝珠山中腹には芭蕉の句で有名な山寺(立石寺(りっしゃくじ))がある。数多いスキー場のほか、周辺には青根、蔵王などの温泉地も多い。

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男鹿国定公園

写真:潮瀬崎
[潮瀬崎]

男鹿半島は、かつては島であったが、八郎潟を抱くように延びた2本の砂州(さす)の発達により、半島となったものである。

公園区域は西海岸と後背の山地、寒風山、北部の砂浜海岸である。寒風山(355m)は山頂一帯が広大なススキ草原で、広い展望が得られる。本山(ほんざん)は標高715mにすぎないが、日本海からの強風を受ける西斜面の草原には、イブキジャコウソウ、アオモリマンテマなど亜高山帯の植物が見られる。

一の目潟、二の目潟、三の目潟は、日本では例の少ないマール(爆裂火口湖)であり、八望台から全景を見ることができる。また、半島突端の入道崎から本山門前に至る西海岸は、峻険な断崖が続く。「なまはげ」の奇習も有名である。

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