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南房総/明治の森高尾/丹沢大山/佐渡弥彦米山

南房総国定公園

写真:南房総の海
[南房総の海]

房総半島南部の海岸線一帯と、清澄(きよすみ)山(377m)、鹿野(かのう)山(379m)、鋸(のこぎり)山(329m)などを含む公園である。突端の野島崎を境にして、東京湾に面する穏やかな内房には、富浦、館山などの海水浴場がある。太平洋の黒潮に洗われる外房には、勝浦、鴨川などの海水浴場のほか、「おせんころがし」などの岩石海岸や鯛ノ浦などがある。

清澄山には名刹清澄寺がある。黒潮の影響の強い地域だけに、暖地性の植物や昆虫が多い。花卉(かき)栽培も盛んで、東京に先駆けて菜の花が咲く温暖な気候でもあり、海水浴、釣り、ハイキングなど首都圏市民の多様なレクリエーションの場として親しまれている。

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明治の森高尾国定公園

写真:高尾山
[高尾山]

高尾山(599m)は、八王子市の西、関東山地の東南端に位置する山で、ハイキングの場として広く都民に親しまれてきたが、昭和42年、明治100年を記念して大阪の箕面(みのお)とともに国定公園に指定された。面積777haは、国立・国定公園中最小である。

植生は南斜面は常緑広葉樹、北斜面は落葉広葉樹の自然林に覆われている。古くから薬王院有喜(ゆうき)寺の寺領として、また明治以降は皇室の御料林として手厚く保護されてきたため、小さな山にもかかわらず植物や昆虫の種類が多い。

東海自然歩道の東の起点であり、公園内には山頂にビジターセンターと、6コースの自然研究路が整備されている。

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丹沢大山国定公園

写真:塔ノ岳
[塔ノ岳]

丹沢山地は、神奈川県北部を東西20km以上にわたって延びる山群である。秩父多摩甲斐国立公園とともに、首都圏南部の市民が登山やハイキングを楽しめる手近な山として親しまれている。

最高峰は蛭(ひる)ヶ岳(1,673m)である。稜線部は比較的なだらかだが谷は深く、山腹は急斜面で沢や滝が多い。山麓部はスギやヒノキの人工林が多いが、塔ノ岳(1,491m)から檜洞(ひのきぼら)丸(1,601m)にかけての主稜線付近にはブナ林が広がる。

大山(1,252m)には阿夫利(あふり)神社があり、塔ノ岳とともに山岳信仰の場として栄えて、今も利用者が多い。


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佐渡弥彦米山国定公園

写真:佐渡島・大野亀のトビシマカンゾウ
[佐渡島・大野亀のトビシマカンゾウ]

昭和25年7月に、琵琶湖、耶馬日田英彦山(やばひたひこさん)と並んで最初に指定された国定公園の一つである。佐渡島の主な景勝地と、本土側の弥彦山(634m)と米山(993m)を区域とする。

佐渡島は、大佐渡北西部の海岸は断崖が続き、景勝地が多いが、尖閣(せんかく)湾は奇岩が多く、島随一の景勝地と評される。大野亀は巨大な岩塊で、背後の草原では6月に群生するトビシマカンゾウの花が見事である。南部の小木(おぎ)海岸は沈水海岸で複雑な地形を持ち、枕状(まくらじょう)溶岩もある。

弥彦山には越後国一の宮の弥彦神社があり、東麓の佐潟(さがた)はヒシクイやオオハクチョウ類の渡来地である。民謡で知られる米山は、山の姿も山頂からの展望もよく、福浦八景をはじめ海岸の景勝地も多い。

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