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丹後天橋立大江山/明治の森箕面/金剛生駒紀泉/氷ノ山後山那岐山

丹後天橋立大江山国定公園

写真:宮津湾・天橋立
[宮津湾・天橋立]

若狭湾国定公園の区域であった由良川以西の丹後半島海岸部に、新たに後背の世屋(せや)高原、大江山両地域を加えて独立し、平成19年8月に誕生した56番目の国定公園である。

海岸はリアス海岸で半島北端の経(きょう)ヶ岬などに海食崖が発達し、また、鳴き砂で知られる琴引浜や、小島の多い丹後松島など多様な景観が見られる。日本三景の一つ、天橋立は宮津湾と阿蘇海(あそかい)を分ける長さ約3kmの砂嘴(さし)である。

半島中央部の世屋高原は高原状の地形で、高層湿原の大フケ湿原など変化に富んだ景観が見られる。また、大江山は半島の南部に東西に横たわる連山である。これらの地域にはブナ林など自然性の高い森林があるほか、元伊勢内宮などの文化景観もあり、また、棚田など里山景観の維持もなされている。


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明治の森箕面国定公園

写真:箕面大滝
[箕面大滝]

昭和42年、明治100年を記念して東京都の高尾山とともに指定された国定公園である。大阪府北部にあるこの地域は、古くから景勝地としての評価が高く、明治31年には大阪府営箕面公園に指定された。北部には奈良時代に開基された勝尾(かつお)寺がある。

近年、人工林への転換が進んだとはいえ、箕面渓谷を中心に良好な広葉樹の自然林を残している。新緑や紅葉の名所として、また、昆虫相の豊かさで知られていることなど、阪神圏の行楽地としての地位は、東の高尾山と好一対である。

また、ここは東海自然歩道の西の起点でもある。

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金剛生駒紀泉国定公園

写真:霧氷の金剛山
[霧氷の金剛山]

大阪府・奈良県境を南北に走る生駒・金剛両山地と、大阪府・和歌山県境を東西に走る和泉山脈を合わせた公園である。交通の便がよく、京阪神地区からのレクリエーションエリアとしてにぎわっている。

生駒山(642m)はこの公園の利用の中心で、山上には多くの施設がある。金剛山(1,125m)は植物が豊富で、山頂付近にはブナ林もあり、冬には霧氷が人気を集める。一帯は歴史の古い地域であり、特に南部の公園区域内やその近辺には、千早(ちはや)城址、当麻(たいま)寺、金剛寺など、南北朝時代の史跡や歴史のある社寺をはじめ、大和時代の遺跡が多い。

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氷ノ山後山那岐山国定公園

写真:冬の氷ノ山
[冬の氷ノ山]

本州西部の脊梁をつくる中国山地の、一番東に位置する国定公園である。氷ノ山(1,510m)を最高峰に、隆起準平原上に1,000~1,300mのドーム状の山々が連なっている。山頂部はなだらかだが、山腹は急傾斜して谷は深く、天滝、霧ヶ滝、雨滝など多くの滝がある。冬季、積雪が多い地域であり、氷ノ山では樹氷が見られる。日本海側の氷ノ山周辺をはじめ、扇(おうぎ)ノ山(せん)山地などにはブナ林が分布している。動物ではツキノワグマ、イヌワシ、オオサンショウウオなどが生息するほか、カヤクグリなど亜高山帯上部にすむ鳥も見られる。

京阪神地区から近く、登山やハイキング、冬のスキーなど、多様なレクリエーションを楽しめる公園として利用者が多い。

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