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石鎚/北九州/玄海/耶馬日田英彦山

石鎚国定公園

写真:石鎚山
[石鎚山]

西日本の最高峰石鎚山(1,982m)を主峰とする石鎚山脈の一部を区域とする。石鎚山は山岳信仰の道場であり、山頂に熊野権現などが祀られている。一帯の山々は急傾斜の山腹を持ち、北面には断崖も見られる。山麓のモミ、ツガ林や照葉樹林から亜高山帯のシコクシラベ林まで、自然林がよく残っている。上部には高山鳥のホシガラスも生息する。

面河(おもご)渓入り口の関門と土小屋を結ぶ石鎚スカイラインと、北部山腹の成就社までのロープウェイによって、山頂への到達は比較的容易である。面河渓谷は愛媛県側の仁淀(によど)川上流にあり、10kmほどの間に関門、五色河原、蓬莱(ほうらい)峡など、見どころが連続する。亀腹岩は高さ200mに及ぶ花崗岩の大断崖である。


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北九州国定公園

写真:羊群原
[羊群原]

福岡県北部、北九州市の工業地帯の後背にあり、福智山(901m)、皿倉(さらくら)山(622m)一帯と、その東方の平尾台を区域とする公園である。福智山には帆柱(ほばしら)高原などハイキングコースが多く、市民のレクリエーションに利用されている。平尾台は国内有数の規模を持つ石灰岩台地である。

北側にある羊群原(ようぐんばる)と呼ばれる一帯は、草原の中に丸みを帯びた白い石柱群(カレンフェルト)がヒツジの群れのように並ぶ。地下には長さ700m以上ある千仏鍾乳洞をはじめ、鍾乳洞も多い。企救(きく)半島にある飛び地の風師(かざし)山は、関門海峡の展望地点である。

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玄海国定公園

写真:七ツ釜
[七ツ釜]

玄界灘に面した海岸と島嶼(とうしょ)の公園である。東半分は弧状の砂浜が連続する。東松浦半島の西半分は沈水海岸で屈曲が多い。三里松原、生(いき)の松原、虹ノ松原や、志賀(しか)の島をつなぐ陸繋砂州の海の中道など、いずれもクロマツに縁取られた砂浜が多い。

虹ノ松原の背後にある鏡山は、松浦佐用姫(まつうらさよひめ)伝説のある山で、すぐれた展望地点である。

また、公園西部の芥屋大門(けやのおおと)や七ツ釜など、玄武岩の柱状節理(ちゅうじょうせつり)や海食洞も見られる。

大陸と向き合う位置にあるだけに、金印が出土した志賀島、宗像(むなかた)大社、名護屋(なごや)城跡、元寇(げんこう)防塁跡など、大陸との関係をしのばせる史跡が多い。

関連リンク

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耶馬日田英彦山国定公園

写真:英彦山
[英彦山]

阿蘇くじゅう国立公園の北に接し、耶馬溪の渓谷群を中核に、英彦山(1,200m)などを含む公園である。耶馬溪は日本最大の火砕流台地と、それをうがつ山国川の本流、支流がつくる渓谷群で、新緑や紅葉が見事である。集塊(しゅうかい)岩の岩峰がそそり立つ本流の本耶馬溪と、溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)の柱状節理が壁のように立つ支流の裏耶馬溪、深(しん)耶馬溪などがある。本耶馬溪下流には菊池寛の小説で知られる青洞門(あおのどうもん)がある。各所に滝も多い。

英彦山は修験道の霊場として知られる山で、英彦山神宮がある。また、日田は、玖珠(くす)川、大山川などが合流して筑後川になるところであり、穏やかな水郷風景が展開する。区域内には杖立、宝泉寺、天ヶ瀬など温泉地も多い。

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