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スタッフブログ:浄土平・吾妻山

モウセンゴケ開花

自然紹介 / 2017.07.17


[H29.7.17 浄土平湿原]

浄土平を含む東北地方南部はまだ梅雨明けしていませんが、晴れればすっかり夏本番の空の色、強い日射し、そして植物の開花状況となっています。

海の日を含む連休中は、ワタスゲの白い穂が湿原一面に風に揺れる風景を期待してご来浄された方も多かったのですが、ワタスゲは見ごろを過ぎ、名残はまだ少しあるものの、ほぼ終わりました。





[ヤマトキソウ、モウセンゴケ、ハクサンシャクナゲ、ホソバノキソチドリ]

初夏の花から、夏の花へ移り変わっています。

湿原ではモウセンゴケの小さな白い花が咲いています。本当に小さいです。“食虫植物”として葉のほうに注目が集まりますが、花も探してみてください。

数多く咲いていたマルバシモツケ、イソツツジは開花しているものが少なくなってきました。 代わってクロヅルや、ヤマハハコなどがもうじき開花しそうです。

http://www.bes.or.jp/joudo/blog/detail.html?id=12107
前回(7/13)こちらで紹介したものはまだ咲いていますが、マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、ギンリョウソウは花が終わって実になっています。



[シャクナゲのトンネル、浄土平湿原のハナニガナ]

浄土平駐車場周辺のハクサンシャクナゲはピークを過ぎて少なくなりましたが、桶沼(おけぬま)では見ごろです。シャクナゲをくぐり抜けるトンネルになっている箇所もあります。

じつは、浄土平湿原ではニッコウキスゲが目立っていますが、これは元々はここに無かった移入種。 スタッフが除去作業を行なっている場面に遭遇することがあるかも知れませんが、国立公園の本来の自然環境を守るためにはどうすればよいか、考えるきっかけにしていただければ幸いです。

フランスギク、オオハンゴンソウ、コウリンタンポポなど、その他の外来植物についても随時除去作業を行なっています。