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スタッフブログ:浄土平・吾妻山

湿原に一つだけの花

自然紹介 / 2018.05.07


[磐梯吾妻スカイラインの新緑と、イワナシの花]

磐梯吾妻スカイラインでは標高の低いところから新緑が始まっています。
ゴールデンウィーク後半の5月4日、5日に浄土平周辺では吹雪となり、白銀の景色に逆戻りしたのにはビックリしましたが、雪はすぐに消えて、季節は進んでいます。

春の再開通後も路面凍結のおそれから「夜間通行止」となっていましたが、5月7日の夜からは解除となり、24時間通行可能となりました。

スカイライン沿線では、ムラサキヤシオツツジ、タムシバ、オオカメノキなどがちらほら開花しています。
道路沿線でニホンザルの群れやカモシカ、活動を開始したクマの目撃情報もありますのでご注意ください。

車で走行中、目の前をカケス(カラス科)が横切ったりするのもこの季節ならでは。 羽の青色が印象に残ります。
浄土平周辺ではホシガラスも活発に飛び回っています。



[浄土平湿原の様子]

標高約1600mの浄土平まで上がってくると、まだ新緑には早く、ようやく芽吹きが始まろうかという時期です。
浄土平駐車場付近の残雪はかなり少なくなりました。

(参考) 4/22、浄土平の残雪状況
http://www.bes.or.jp/joudo/blog/detail.html?id=12847


雪融け後の湿原では、すでにワタスゲやガンコウランの花が咲いていますので、タイトルの「一つだけの花」という表現はちょっと正確ではないのですが、小さなピンク色の花をつけるイワナシ(岩梨、ツツジ科)が、木道の陰にひっそりと一つだけ咲きました。
ほんとうに隠れるように咲いていますので、見つけるのは至難の業です。

ミネザクラ、オオカメノキ、サンカヨウ、ミネズオウ、イワカガミなどの開花は例年、5月下旬ころからです。

今後の気温、天候次第ですが、今年は4月の気温が高めでしたし、少し早めに咲き始めるかもしれませんね。





[一切経山と、浄土平湿原のバリアフリー木道]