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スタッフブログ:奥日光

奥日光惜別の赤い花・タイツリソウ

自然紹介 / 2018.05.23


[華やかな高山山頂]

 この春、美を競うように咲き誇った奥日光の花。
短期間に、しかも様々な花が同時に咲いて見事に綺麗だった。
こんな花の当り年は珍しい。今咲いている満開のシャクナゲやトウゴクミツバツツジの次は、人気のズミが出番となります。
 


[湯滝上のズミ]

 戦場ヶ原にワタスゲの白い穂が風に揺れて、青い空に白いズミの花が満開になれば、もう初夏の風情。過ぎ去る春を見送るように、カッコウやエゾハルゼミが、新緑の湿原に響きわたるのも間近です。  


[タイツリソウ]

 ある一スタッフの個人的な事ですが、今日23日は、日光湯元ビジターセンターでの勤務最終日。
 今朝も、いつものように奥日光湯元を散策していると、笹薮の中に赤く目立つ花が見えました。造花かと思って見てみると、それはタイツリソウと呼ばれるケマンソウでした。
 咲いているのはこの一株だけですが、野生のように咲いている姿が印象的です。これは高山植物の女王コマクサに近い仲間だそうです。
 その赤く鮮やかな一本の花、それは、別れを惜しむ奥日光花の精霊からのプレゼントのように感じました。