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スタッフブログ:登別温泉

硫化水素の濃度を随時チェックしています。

活動報告 / 2017.08.10


[風向きによって測定器がかすむ瞬間も]

 登別園地の中でも大湯沼エリアは、普段から地獄谷エリアよりも硫黄臭(硫化水素)が鼻をつきますが、最近、大湯沼展望台・駐車場付近の岸辺で熱水活動が俄かに活発化し、濃厚な刺激臭を感じることが多くなってきました。
 冷たい湧き水が注ぎ込み、希にカモがのんびりと温泉を楽しむ光景が見られた一帯で、青々と茂っていたススキ類が急速に枯れはじめたことから、お客様及びスタッフの安全・安心のため、硫化水素の状態をきめ細かくチェックできるよう、このほど酸素・O2及び硫化水素・H2S濃度の「測定器」を導入しました。
 風向きにも左右され、硫黄臭を感じても0ppmから数ppmの値が殆どですが、これまでのMAXは、瞬間45ppmを記録しました。
 ちなみに、5ppmから不快臭となり、50~100ppmで気道刺激、結膜炎、100~200ppmで嗅覚麻痺..といわれています。
 なお、クッタラ火山の観測網による各種データーからは特段の変化は認められず、静穏に推移しています。


[濃厚な湯煙が立ち込める大湯沼駐車場]


[H2S濃度が10ppm超でアラームが作動する測定器(画面表示は11.7ppm)]