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スタッフブログ:登別温泉

エゾリンドウが見頃を迎えました。

活動報告 / 2017.09.05


[伸びやかに成長し満開のエゾリンドウと参加者の皆さん]

 登別園地・日和山原生野草園は、北海道庁のホームページ「花めぐり・庭めぐり」にも紹介される“花の名所”として知られていますが、近年のエゾシカ急増に伴い、ノリウツギの樹皮被害を筆頭に、貴重な草木の多くがその食害に遭っています。
 かつての景観を取り戻すべく、5シーズン前からその一部にささやかな「エゾシカ侵入防止柵」を設置し、ササやイタドリなどの刈払いをしながら植生の復活を見守ってきたところ、エゾリンドウ、ヨツバヒヨドリ、クサレダマ、タチギボウシ、アキノキリンソウのほか、過去にあまり観察記録のなかったエゾイヌゴマなどの花も見られるまでになったことから、植樹した幼木の保護も含め、取り組みを拡大する計画です。
 ともあれ、これら植生保護の取り組みの一端をご紹介すべく、9月3日「エゾリンドウ観察会」を開催したところ、延べ10人のお客様にご参加をいただきました。
 生育条件の良いところでは、見頃で、他の植物たちと競合関係にあるものは、まだつぼみも多いことから、これからしばらくの間、濃い青紫色の花をお楽しみいただけそうです。
(地獄谷駐車場から倶多楽湖に向かう観光道路(2.3km先)脇の駐車スペースに「案内板」を設置しています。)


[保護され誇らしげに見事な花を付けたエゾリンドウ]


[柵の中で競合するリンドウ越しに咲いたクサレダマ他(7月)]