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スタッフブログ:登別温泉

天然記念物「クマゲラ」との遭遇です。3-③

自然紹介 / 2018.02.07


[カラ松に穿たれた食痕の主はクマゲラ]

 あれれ、もしや先ほどのヤマゲラは、オジャマムシだったのでしょうか。
 その時、バトル・シーンがあったか否かは不明ですが、鳴き声が響いたかと思うと、風格漂うクマゲラがヒラりと舞い戻ってきました。これは、やはりクマゲラが穿った「食痕」だったのですね。
 それにつけても、まだ元気なカラ松のようですが、おそらく幹の中心部にはアリさんでも巣くい始めたのでしょう。楕円形の深い穴を掘り込んだり、周囲の樹皮をいとも簡単に削ぎ取っては、細長い舌で昆虫類やアリなどをペロリと絡め摂っているようです。
 一時も、周囲に警戒の目配りを怠ることなく、まるで大工さんがノミを振るうがごとく、細長いくちばしを器用に振り下ろしスパスパと樹皮を飛ばすシーンは圧巻です。
 因みに、この見事な食痕は、ヤマゲラなどの巣穴としても有効に活用されるようです。


[頭を潜り込ませ昆虫を絡め摂るクマゲラ]


[常に周囲への警戒を怠らないクマゲラ]