雨が降るというスノーシューイベントとしては悪コンディションの中、11名の参加者が大山寺の知られざる遺跡がある尾根を目指しました。
尾根を切り開いた遺跡に到着。ここは大山寺の古地図で「南光堂古址 御幸御旅所の址」と記されている場所です。ここは一般に知られておらず、普段は道もありません。
※御旅所とは御幸(一般には神体を乗せた神輿)巡行の目的地。または休憩地。
周りにある遺跡などから、ここが大山寺南光院派寺院の中心である釈迦堂だった可能性があることを解説。現在の大山寺には釈迦堂はありません。
あいにくの天候のため、島根半島や日本海を望む絶景は見れませんでしたが、釈迦如来の絵に新型コロナウイルスの終息を願い、記念撮影をしました。
帰りは腰に巻いた肥料袋をそり代わりにして南光河原まで滑り降りました。
かなりスピードが出るのでスリルがあり楽しいです。
南光河原で今日の目的地「御旅所跡」を振り返りました。南光河原のこの場所付近は、かつての大山寺御幸巡行で神輿が下りた場所だそうです。大山の知られざる聖地です。
雨が降り続くので時間短縮となりましたが、参加者は貴重な体験ができたことを喜んでいました。