イベント活動報告 2021/04/17

観音菩薩石仏と寂静山周辺の謎の遺跡を探る


古霊像権現社推定地へ。下は参道跡の石積み

4月17日、雨の中、自然ふれあいイベントを開催しました。参加者は8名。
今回は、大山寺を構成していた3つの派閥の一つ、中門院派の古霊像権現社の址とされる場所と、大山寺唯一の観音菩薩石像を探索しました。どちらもそこまでの参道がほぼ藪に変わり、ほとんど人が行かなくなった場所です。

※霊像権現とは観音菩薩が神の姿で現れた際の呼び名です。またかつての大山寺は大智明権現社とも言い、地蔵菩薩が神の姿に変わった智明権現を祀っていました。


2016年に発掘調査が行われた寂静山の僧房跡(13世紀末から16世紀末)

大山寺地区は1300年以上前から山岳仏教の修行の地として栄え、周辺の山々には古い社寺や僧房の跡がたくさん残されています。しかし自然災害や火事、戦乱などで多くの文献が失われ、古い時代の大山寺についてはほとんどわかっていません。
遺跡を断定することなく、参加者とともにいろいろな意見や見解を出し合い、和気あいあいと散策しました。


500年以上前に寂静山の社寺に続いていた参道はこの状態 周りは寺院跡


ひっそりと佇む観音菩薩石像。なぜここに鎮座しているのか知る人はいない

大山事業地では、自然観察だけではなく歴史探訪も大山の魅力ととらえ、遺跡巡りを中心としたイベントも年に数回企画しています。

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