自然紹介 2022/05/20

大神山神社奥宮の修復工事が始まります


大神山神社奥宮

大山町大山にある国の重要文化財(重文)・大神山神社奥宮の修復工事が、5月24日の春季例大祭に合わせて始まります。


隣接する下山神社(重文) 遷宮の準備が行われている

24日には神社に隣接する下山神社への遷宮が執り行われ、同じく重文の下山神社と合わせ、社殿の修復や屋根の吹き替えなどの造営工事が終了するのは2026年秋を予定しています。


檜皮葺き屋根には豪雪や強風などによる損傷が目立つ

大神山神社社殿は1805年に再建された日本最大級の権現造りの社殿で、花鳥風月が描かれた234枚の格子天井と白檀の漆塗り柱が有名です。
本来は2020年春から事業を始める予定でしたが、コロナ禍などで実施が遅れ、屋根の損傷などが目立っていました。
大山は古くから大神(オオナムチ神=大国主命)の宿る山として崇拝されてきました。大神山神社奥宮は、その象徴ともいえる社です。
修復改修により荘厳な姿がよみがえることを期待しています。

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