活動報告 2021/03/17

霧島ジオパーク ジオサイト現地調査


月山日和城

霧島ジオパークの新たなジオサイト候補になりうる場所の現地調査。
ほとんどが既に観光地となっている所ですが、改めてジオ的視点で見直し、保全・教育・観光への活用方法について参加者間で議論しました。

月山日和城
「お城を見る」のではなく、少し引いてお城が建設された環境を見てみました。
なんと厚さ10m以上に堆積した姶良カルデラ由来のシラスの上に、建てられています。その間にはアカホヤ火山灰も見えました。
この地形を利用した山城、まさに火山と人の歴史を感じずにいられない風景がありました。


厚さ10mのシラス

近くでも見る事ができます。しかしよくこんなに積もりましたね。


ぱっと見、ただの石の塀ですが、、、

よく見てみると溶結凝灰岩。
噴火による噴出物が溶けて、圧縮されてできた岩のこと。
他の地域のものらしい岩も混じっていて、見比べたり、いろいろと想像するときりがなく楽しめます。ここでしばらく石トークでした。


溝ノ口洞穴

近いうちに国の天然記念物に指定されるそうです。

すでに有名な観光スポットですが、改めてジオ的な視点で見るととても興味深いことが実感できました。
天井にある火山性のガスの抜け道らしきものが無数観察でき、それについても諸説あるような・・・想像力全快で楽しめます。

全長200m以上あるそうです。

当日はブライダルCM用の撮影隊もきており、注目度の高さが伺えました。

他にも多数のジオサイト候補地で関係者間で調査&議論が進んでいます。
これらの貴重な自然資源・文化のポテンシャルを最大限に引き出し、魅力あふれるジオパーク・国立公園にしていきたいです。

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