活動報告 2022/12/07

「登山道補修体験」開催しました


作業前

「登山道補修体験」開催しました。
普段登っている登山道、どのように管理しているのかを実際に体験していただくという新たな試み。
他国立公園では近年類似のイベントが開催されているようで、霧島山においてもニーズは大いにあると感じ今回開催しました。
上の画像は作業前、水の流れと人が歩くことによって土砂が流れ浸食がすすんでいます。


倒木を運搬中

基本的に材料は現地調達。
人工物を使わないほうが環境にやさしい上、その土地の自然環境の景観になじみます。
補修箇所周辺の倒木をチェーンソーで丁度よい長さにカットし、運びます。

運んだ倒木は階段・土留めとなります。
うまく落ち着く位置に設置し、間に埋める石を運び敷いていきます。

参加者のみなさん、しぜんと役割分担ができたり、うまく石を詰めて倒木が動かないように固定したりで夢中です♪


杭打ち作業

杭も周辺の枯れ木をカットして作り、ナタで先端を削り完成。
階段・土留めが動かないように打っていきます。



完成!

階段状に置いた倒木も重要ですが、横側の登山道沿いが崩れないようにも倒木を固定しました。
石で登山道埋めてしまえばこれからに時期発生する霜による被害を防ぐことができます。
今後少しづつ踏まれていくことによって道も落ち着くと思います。

今回は初の試みということで開催。
作業終了後、参加者の皆様からは今後開催するにあたっての感想等いただくこともできました。
多くの方と共に、素晴らしい霧島山の自然を守り、安心安全で楽しく活動できたら嬉しく思います。
参加者の皆様ありがとうございました。

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