先日は大隅青少年自然の家で開催された自然体験活動指導者養成研修にて講師対応してきました。
「自然体験活動の特質」という内容を任せていただき、
主に「インタープリテーション」についてフィールドワーク&ワークショップを行いました。
インタープリテーションについてざっくりお話した後、いざフィールドへ。
小道具を使ったり、話の仕方だったりと様々な工夫をすることによって、より相手に「伝わる」ということを実際に体験してもらいました。
植生を見ると、その土地の歴史や成り立ちを紐解くことができる。
というマクロな視点での話。
お次は途中で拾った宝物(落ち葉や木の実)のスケッチ。
スマホやデジカメを多くの人が持つようになって、簡単に撮影で記録を残せるようになりましたが、やはり絵を描くことは一番物事をしっかりと見て、観察できます。
ここではミクロな視点です。
完成した作品の発表。
同じものを描いていても全然見方や描き方が違ったり、
フィールドワークした内容をみんなで共有することにもつながりました。
じっくりと共有タイム
力作だらけ、
それぞれの作品に名前もつけてもらいました。
「名前をつける」のにも、しっかりとものを観察することになります。
「つよし」って・・・これはウケましたwww
インタープリテーションを体験していただき、
ミクロな視点(身近な花などの生きものなど)、そしてマクロな視点(植生や山の成り立ち)でフィールドを体験することで、そのフィールドの価値や体験活動の可能性がグンと高まる的お話をして終了。
その後も登山技術、リスクマネジメント、対象者理解について受講者は学ばれたようで、今後フィールドでお会いするのが楽しみになりました。
受講者の皆様、関係者の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。