先週、開花が始まったとご紹介したハクサンシャクナゲが浄土平周辺で見ごろとなっています。
今年は花が少なめとなるのではー と予想していましたが、意外に多いです。
かたまって咲いているので見応えがあります!
駐車場のすぐ近くで咲いていますので、ぜひ観賞にお越しください。
そして、数は少ないですが
福島県花でもあるネモトシャクナゲ(ヤエハクサンシャクナゲ)も開花しました。
特徴が分かりづらい写真でスミマセン。
浄土平湿原では、黄色いニッコウキスゲが目を惹きます。
ただし、当地にもともと生育していたわけではなく、何らかの要因で入り込み、繁殖しているものです。
増えすぎないよう適宜 花柄摘みをするなどして管理しています。
ワタスゲ(の白い果穂)はまだ見られますか?というお問い合わせをいただくことがありますが、
ほぼほぼ終わりました。
コバイケイソウの開花は確認できていません。開花数が少ない年であることは間違いなさそうです。
浄土平周辺では、夏に2年続けて高山植物の大規模な盗掘被害がありました。
開花情報を詳しくお知らせすることが、もしかしたら盗掘につながるのかもしれないと考えると大変悩ましいのですが、現地では監視を強化するなど対策をとっていますので、訪れたお客様もお気づきの点などありましたら、浄土平ビジターセンターにお知らせください。
ご理解ご協力をお願いいたします。