山麓の福島市街地では真夏日となるような日でも、標高約1600mの浄土平では12、3℃しかなく、気温差が15℃程度あるような日が続いています。
下界の感覚で半袖等の軽装でお越しになると寒い思いをすることになりますので、服装にはお気をつけください。
植物の開花状況は少しゆっくり気味に進んでいますが、標高1500m付近でイワカガミが見ごろとなっています。
標高1500mというのは、高湯温泉側からお越しになると、浄土平の約1km手前のこういった風景が広がる辺りです。
車窓からもピンク色の花を見つけることができます。
ただしこの辺りは火山性ガスが濃いため駐停車は禁止となっています。
浄土平駐車場周辺など、標高1600m付近まで上がってくると、まだ「咲き始め」で数も多くありません。
同じく標高1500~1600m付近では、ミネズオウが満開です。
浄土平周辺では芽吹き、新緑の季節です。
ワタスゲが木道の両側一面にかなり数多く出てきていて、6月中旬ころ、白い綿毛が見ごろの時期には見事な眺めが期待できそうです!
浄土平駐車場から徒歩で5分ほど。
木道がほぼ1本道なので、譲り合ってご通行ください。
湿原にはミツバオウレンも開花中。
その他、桶沼周辺を含めるとミネザクラ、オオカメノキ、ミネヤナギ、サンカヨウ、エンレイソウ、ムラサキヤシオツツジなどの花を見ることができます。
6月に入ると、花の種類、数ともさらに多くなってきます。