重要お知らせ 2020/08/02

クマ出没に注意!

浄土平周辺でツキノワグマの目撃情報がたいへん多くなっています。

もともとクマの生息地ですので、毎年シーズン中に何度か目撃情報が寄せられたり、スタッフが遠くから見かけたりするのは ふつうにあることですが、今年は7月以降、毎日のように登山客などから情報提供があり、今までにない異例の多さです。

目撃情報が多い地点は、
・姥ヶ原の東吾妻山方面への分岐付近
・酸ヶ平分岐付近
・一切経山の山頂手前 …酸ヶ平展望地(閉鎖中の直登コースとの合流点)付近~山頂間


浄土平湿原に現れたクマ (R2.8/2)

そして8月2日(日)には、大勢のお客様でにぎわう日中の浄土平湿原にクマが出没しました。

霧で見通しの悪い時間が多く、写真は遠くから撮っているため分かりにくいと思いますが、
数時間にわたって湿原内を徘徊し、浄土平ビジターセンタースタッフがクマの追い払いを行い、屋外放送及びスタッフによる誘導で、お客様に湿原散策の中止を呼びかけるなど安全対策を取りました。

確実に姿を見たのは1頭でしたが、複数頭いたという情報もあります。
子連れのクマであれば、なおさら注意が必要です。


クマの後ろ姿 (R2.8/2 吾妻小富士~桶沼付近)

食べ物を求めて広範囲に歩き回るので、違う場所でクマに出遭ってしまうことも当然あり得ます。

「クマは臆病な動物なので、人や車両の多い休日の昼間などは怖がって出てこない」ーという思い込みのようなものがありましたが、そうとは言えないようです。
また、幸いにして今まで浄土平周辺でクマによる人への事故は起きたことがありませんが、だから安心ですとはまったく言えません。


クマによると思われる掘り起こし跡 (R2.8/2 酸ヶ平にて)

直接クマの姿を見ることはなくても、足跡、食べ物を探して地面、湿原を掘り起こした跡、登山道にフンがあったなど、最近の新しい痕跡を発見することは比較的よくあると思います。


浄土平湿原 木道のクマが傷つけた痕跡

ツキノワグマは積極的に人を襲うような性質の動物ではありませんが、不意に樹木の陰から出てきたところを目の前で出遭ってしまった場合など、驚き興奮して攻撃してくることはあり得ます。

早朝あるいは夕方、霧で見通しの悪い日、登山者が少なく静かな日などは危険性が高いと思われますので、クマ鈴を携行して音を鳴らすなど クマに対して自分の存在を知らせ、遭遇するリスクを減らす対策を取っていただくようお願いいたします。

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