自然紹介 2020/09/06

初秋の浄土平


エゾオヤマリンドウと一切経山 R2.9/6

浄土平周辺では少しずつ秋が進んでいることを感じます。

夏の終わり~初秋の花、エゾリンドウ、エゾオヤマリンドウは今がおおむね開花のピークです。
花の数はこれから少なくなってきますので、お早めに。

最低気温が10℃を下回る日もそろそろ出始めそうです。
日中でも、日射しがなく風が冷たいと感じる日がありますので長袖を準備してきてください。


浄土平レストハウスとエゾオヤマリンドウ

引き続き、週末を中心に、一切経山、鎌沼、東吾妻山などを目指す登山者も多くなっています。
涼しくなってきましたので、炎天下の登山よりも歩きやすいのではないでしょうか。

火山性ガスの濃度がやや高くなる日もあります。
火山地帯であることにも留意しながら、安全な登山を楽しんでください。


桶沼寄りの浄土平湿原

この一帯が湿原らしい場所ですが、リンドウの開花数は今年、あまり多くありません。
ここよりも駐車場やビジターセンターに近いほうの木道散策のほうがより多くのリンドウに出会えます。

そのほか、ウメバチソウ、ミヤマアキノキリンソウ、ゴマナ、ヤマハハコ等が開花しています。


ウメバチソウ


シラタマノキの果実


木道沿いのススキ

なお、クマ出没については、8月終盤以降、浄土平付近では目撃されなくなっています。
クマの生息地であることは変わりませんので、引き続き、クマよけ鈴の携行など対策をお願いいたします。

目撃情報等がございましたら、
浄土平ビジターセンター(TEL 0242-64-2105)へご連絡ください。

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