自然紹介 2020/09/15

鎌沼周辺の紅葉状況


鎌沼畔 R2.9/15

9月15日、一切経山(いっさいきょうざん)~鎌沼コースの紅葉状況です。
いまの時期、平日の登山者は少なく、比較的静かなトレッキングを楽しむことができます。

紅葉は、一部色づき始め。
おおむね例年並みの進み具合なので、一週間~10日後くらいには見ごろとなりそうです。


酸ヶ平(すがだいら)


エゾオヤマリンドウ 花期は終わりが近づいています


一切経山への登山道から、酸ヶ平・鎌沼方向の展望


一切経山山頂(標高1949m) 一等三角点付近

一切経山の山頂には樹木がありませんので、登山道から眺める周辺の景色の紅葉(黄葉)を楽しむことになります。


五色沼(魔女の瞳)

天候によっては五色沼が見えないこともあります。

磐梯山、安達太良山は雲に隠れて見えませんでした。
午前中は浄土平付近も濃霧(雲の中)だったため、吾妻小富士の火口も見えませんでした。


ガンコウランの実

実りの秋です。
ほかにも、クロマメノキ、シラタマノキ、コケモモ、マイヅルソウ、ゴゼンタチバナなどの実が登山道沿いに見られます。


鎌沼 ナナカマドはまだ紅葉前


鎌沼付近は、標高約1770m


チングルマの紅葉

チングルマは 花、実(果穂)、紅葉とそれぞれの季節に楽しめる三拍子そろった?高山植物です。


姥ヶ原直下の沢付近


蓬莱山の中腹付近も色づき始め

天候は曇り、気温は12℃くらいでした。

一切経山山頂付近などでは、風がたいへん強い場合があります。
体感温度もかなり低くくなることがありますので、防風、防寒のためにレインウェアを着用するなど適宜調整してください。
日射しがあると、まだ暑い日もありますし、秋が深まるにつれて、軽装での登山は禁物です。


オオカメノキの紅葉と吾妻小富士

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