吾妻小富士の「種まき兎」をはじめ、各地で見られる雪形が話題となる季節ですが、
「種まき兎」とは別に、子うさぎ(?)の雪形が見えると時々話題に上ることがあります。
どれが“子うさぎ”かは諸説あるようですが、ちょうどいま見ごろとなっている場所へ行ってみました。
吾妻小富士と一切経山が重なってみえていますが、子うさぎ? 子ヤギ? カモシカ?のような雪形が 吾妻小富士の南斜面に小さいながらもはっきりと現れています。
見られる期間は限られるので、ぜひ、お見逃しなく!!
福島市街地から見える「種まき兎」とは現れる方角が違うので両方同時には見えません。
親うさぎ(?)は吾妻小富士 右側の陰にいます。
“子うさぎ”は一つではなく、残雪具合によってはこの付近にいくつも現れて、遊んでいるように見えるタイミングもあります。
なぜ吾妻小富士にこんなに うさぎ達が集まってくるのか、自然の不思議としか言いようがありませんが、さまざまなストーリーを想像させてくれる春の眺めです。
こちらは元祖・「種まき兎」です。
子うさぎに対して、親うさぎといったところでしょうか。
山の雪融けとともに少しずつ小さくなりながら、例年、ゴールデンウィーク頃までは見られます。