風が強く寒い日もありますが、標高1600mの浄土平周辺も徐々に気温が暖かくなってきました。
残雪が消えたあと、開花し始めた植物もあります。 芽吹きも徐々に始まりました。
浄土平から東のほうへ下って 微温湯温泉へと続く道は、一部歩きやすい状態とは言えない箇所もありますが、イワカガミなど春の花がいち早く開花する場所なので、今ごろの時期になると気になって歩いています。
今年最初の一輪を探すのは楽しいものです。
常緑小低木のミネズオウは、咲き始めというより すでに満開に近い状況でした。
一つ一つはとても小さな花なので開花数が少ないと見逃してしまうこともあるかもしれませんが、これだけまとまって咲いていれば、登山道を歩けば気が付くと思います。
今日のところはこの写真の株がもっとも開花に近い状態でした。
あと数日で開花を迎えそうです。
浄土平湿原などでイワカガミを見るには、6月に入ってからのほうが良いと思います。
今年も例年どおり、高山植物が可憐に咲く季節がはじまります。