自然紹介 2022/05/20

もうじき花の季節♪


磐梯吾妻スカイライン沿線のムラサキヤシオツツジ

全線 約29kmの磐梯吾妻スカイラインは地点によって標高差が800m以上あるため、ゲート付近と標高の高い浄土平周辺(標高 約1600m)では季節の違いが感じられます。
平地と浄土平では1ヶ月くらい季節感が異なるかもしれません。

平地ではもう新緑から深緑に移り変わりましたが、磐梯吾妻スカイラインを上ってくるにつれて季節が逆戻りして、新緑が美しい場所、まだ芽吹きが始まったばかりの場所、そして残雪の風景まで、道中の1時間の中に春が凝縮しています。

これが秋になれば、平地ではまだ夏の終わりだと思っていても、スカイラインを上がってくるとすでに秋が深まっていて紅葉さえ楽しめるなど、1ヶ月くらい先の季節を体験することになります。


磐梯吾妻スカイライン沿線のタムシバ(上)と ムシカリ(下)

吾妻山の中腹のスカイライン沿線ではムラサキヤシオツツジ、タムシバ、ムシカリ(オオカメノキ)などが開花していて、もうじき タニウツギも開花します。
今年は開花数が多いように感じられます。


ぬる湯登山道への下り口付近の残雪  R4.5/19

浄土平まで上がってくると、谷筋や山肌の一部にまだ残雪がある風景ですが、芽吹きや開花も始まりました。

春の訪れはやはり標高の低い方から上がってくるので、ぬる湯登山道を少し下りてみると、少し早めに高山植物の開花を見つけることができます。


ぬる湯登山道


ぬる湯登山道のミネズオウ  R4.5/19

とても小さな花ですが、可愛いミネズオウが咲いています。
浄土平付近での生育地は、ぬる湯登山道に限られているようです。


イワカガミのつぼみ

イワカガミはまだ開花前でした。
暖かい日が続けば、あと数日で開花しそうです。

浄土平湿原では5月末から6月にならないと花は見られないと思います。
開花の進み具合は おおむね平年並みです。


ミネヤナギ


桶沼付近のミネザクラ

このほか浄土平付近では、ミネヤナギ、ミネザクラ、ワタスゲ、ガンコウランなど春の花が咲いています。

種ごとの花期は短くて、うっかりしていると見逃してしまいますが、6月以降、浄土平周辺では次々に違う種が開花しますので、新たな開花を見つける楽しみが続きます。

開花の多い年、少ない年があるものですが、今年は昨年に続いて花の多いシーズンになるのか?! 期待しているところです。


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