活動報告 2018/12/14

浄土平周辺の登山者数


夏。 酸ヶ平~鎌沼周辺を望む

浄土平ビジターセンターでは開館期間中、
浄土平登山口からの吾妻山登山者数や登山届の集計を行なっています。

今年度の登山者数は以下のような結果となりました。


平成30年度 吾妻山の登山者数集計

7月までは前年を上回るペースで多くの登山客の皆様にお越しいただきましたが、
8月以降、台風による磐梯吾妻スカイラインの路肩崩落(不動沢~浄土平間が通行止め)の影響、そして9月15日以降、噴火警戒レベル2へ引き上げのため磐梯吾妻スカイライン全線通行止め、浄土平も立入禁止となり、結果的にはご覧のとおり、前年より9,622人、35.5%少ない 17,493人でした。

5年分のデータを掲載しましたが、天候はもちろん、噴火警戒レベルの変動による影響を大きく受けています。
(平成29年度以前は、噴火警戒レベル2での規制範囲が現在より小さく、浄土平から姥ヶ原経由で東吾妻山・鎌沼への登山はできました)

もし、来シーズンもこのまま「噴火警戒レベル2」が継続されますと、
浄土平は閉鎖のままで登山者数の集計もゼロが並ぶことになります。

吾妻山(一切経山)の火山活動が落ち着き、ふたたび浄土平周辺のトレッキングや観光等が楽しめるようになる日を待ち望んでいます。

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