お知らせ 2019/03/18

吾妻山の火山活動状況


浄土平ライブカメラより(H31. 3/18)

3月半ばを過ぎ、例年ならば今ごろは磐梯吾妻スカイラインの除雪作業が標高1600mの浄土平に到達し、4月のシーズン再開に向けた準備作業を始めるころですが、今年は違います。

昨年9月に「噴火警戒レベル2」に引き上げられた状態が継続しており、閉鎖中の磐梯吾妻スカイライン再開通の見通しは立っていません。

火山活動の状況については随時(通常は月曜と金曜)、気象庁のホームページに最新情報が掲載されます。
その情報をもとに、火山性地震の回数をグラフにしたものが ↓下のとおり↓ です。

最近では火山性地震は多い日で1日10回程度観測されています。
地下のマグマやガス、熱水などの動きによって発生すると考えられる「火山性微動」は2018年12月23日以降、観測されていません。

大穴火口付近から上がる噴気も弱く、素人には火山活動は落ち着いてきているようにも思えますが、昨年10月以降、地熱域の拡大や、傾斜計による観測では大穴火口周辺の隆起・膨張を示す地殻変動が継続しているとのことで、専門家は「火山活動が高まった状態が続いている」という見方です。
噴火警戒レベルの引き下げについてはまだ見通せない状況です。


福島市内から見る吾妻山 (H31. 3/18)

「噴火警戒レベル2」継続中は、吾妻山(一切経山)の大穴火口から半径1.5kmの範囲が立入規制されます。
浄土平地区はもちろん、磐梯吾妻スカイライン全線の通行止めが継続されます。

磐梯吾妻スカイラインを管理する福島県では、観光シーズンに向けて スカイラインの一部区間でシャトルバスを走らせるなど、通行規制の緩和を検討するとのことですが、マイカーで自由にドライブを楽しめるような状況からは程遠く、今後もいろいろな方面で影響が続きそうです。

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