先日の冬の刈込湖に続き、2月28日に冬の社山にも行ってきました!
こちらも刈込湖に比べるとあまり多くはないですが、毎年この時期問い合わせをいただく山です。
今回は、歌ヶ浜駐車場→阿世潟→阿世潟峠→社山のルートで歩きました。
それでは、歌ヶ浜駐車場に車を停めて出発です!
まずは湖畔沿いを阿世潟まで歩きます。
28日の時点では、路面が一面凍結、というほどではありませんが、日陰のところは凍結があり滑りやすい状態です。また、狸窪の周辺から阿世潟までは積雪もあり、登山靴であれば通行可能ですが、チェーンスパイクや軽アイゼンなど滑り止めがあると歩きやすいといった状態です。
天気が良く景色に見とれて肝心な歩道の写真を撮り忘れてしまったので、こちらの状況については文章のみでの説明です。ポンコツで申し訳ない・・・。
にしても、風がなければ逆さ男体山になっていたかもしれない惜しいコンディション!登山意欲が高まります!
阿世潟から阿世潟峠までの歩道は積雪が5cmほど。
あまり陽の光が当たらないためか、シャーベット状ではなく少し硬めの雪質で、朝の時点では比較的歩きやすいように感じました。他の登山者の足跡も少なめ。
(本当は林内の様子やもっと手前の歩道の状況も撮影する予定でしたが、予想以上に積雪があったことに興奮してまたも写真を撮り忘れました・・・。)
ふと足元を見たらこれはっ!!
この大きさでベビースターの丸いやつみたいな見た目・・・。
ウサギだ!!!
人の入りが少ないためか、キツネ、テン、シカなど動物の足跡も多く見られました。
歩道の写真を撮り忘れたくせにこんなことでウキウキしながら歩き続けるポンコツ。(本当に申し訳ありません。。。)
そんなこんなで阿世潟峠に到着です。
ここからは急坂や尾根歩きが多くなるので軽アイゼンを装着。
今回は6本爪の物で問題ありませんでしたが、SNSやヤマレコの投稿を見ていると、積雪があった翌日などはワカンや、より爪の多いアイゼンで登っている方もいらっしゃいますので、お越しの際はくれぐれも装備はぬかりなく。
このあたりから山頂まで、5~10cmの積雪が続きます。
と、思いきや突然雪がなくなったりもします。
岩が見えている箇所も多く、雪が全くなく地面が露出してドロドロぐちゃぐちゃな部分も所どころありました。笹もだいぶ見えていますね。
尾根が細いなあ~~~
怖いなあ~~・・・怖いなあ~~・・・(筆者は雪山経験浅め)
雪がそこまでないように見えますが、ルート上にはそれなりに積雪があるので慎重に進みます。
しかし!ひとたび振り返ればこの景色!!!
横を向いたらこの景色!!!
からのこの景色!!!!!
見とれて滑落しない程度に、このダイナミックな景色を楽しみます。
社山は尾根歩きが多いため景色が良いことでも人気の山ですが、実際はガスってしまうことが多く、筆者の私もここまで晴れた日に登れたことがなかったので、それはもう大興奮だったのでした。
ルートの状況としては、先にも述べたように基本的に5~10cmの積雪があり、特に山頂手前は積雪量が多くなっているという状態でした。思っていたよりだいぶボフボフな踏み心地。
ただし、山頂手前は急坂なので「つま先にも(アイゼンの)爪が欲しいなあ。」と思うくらいの積雪量と雪質でした。あくまでこの日の状態なので、参考程度に。
景色を満喫しながら到着!
サングラスをし忘れて顔面丸出し状態のため加工しております。ご了承ください。
山頂からの景色は周囲の樹木が邪魔をしてあまり見えない社山。
後ろにひょこっと頭を出しているのが男体山ですね。
にしても本当にずっと良い天気で良かった!
休憩やお昼ご飯には、山頂よりほんの少し先に進んだところがおすすめ。
開けているので日差しはバシバシ受けますが、黒檜山や白根山方面まで、また違った景色を楽しむことができます。
このまま黒檜山まで行くこともできます。が、今回はここで折り返します。
ひゃあ~下りでも飽きさせませんね~~~!
少し陽が落ちてきてシブいブルーになった湖面も美しい!
とかなんとか感動しながら景色を見てキョロキョロしていたら転びそうになりました。十分足元にはご注意ください。。。(無事に下山しました)
さて。繰り返しになりますが、今回書いた内容は、あくまで2月28日時点での状況です。奥日光では予報にない降雪があったり、最近では雨が降ったりと、日によって状況は大きく変わります。
常に最新の情報を確認した上で、装備や計画など十分にご準備いただき、登山をお楽しみください。
記録的な暖冬だと言われていますが、奥日光の天気予報はまだ雪マークが並んでいます!まだ雪山、楽しめます!この時期ならではの奥日光やアクティビティを楽しみに、ぜひいらしてくださいね!!