自然紹介 2020/04/27

純白の仏炎苞 

ミズバショウが幌別川近くで咲き始めています。
この花は湿地や水辺を好み、雪解けなどによって水の溜まりやすい場所に可憐な花をつけます。

白くて大きな部位は花びらではなく、つぼみを包むように変化した葉っぱ(仏炎苞)なのです。
円柱状の部分に、小さな「花」が多数集まって咲いています。

例年知床ウトロでは、5月上旬頃に見頃を迎えます。
まだ円柱部分が仏炎苞に覆われている個体もありますが、各所で一斉に開花するのは近いでしょう。

<担当:畔柳>

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