自然紹介 2020/06/28

サルメンエビネ

サルメンエビネが咲いていました。
ラン科エビネ属の多年草の花であり、
環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている希少種でもある本種。
なので、見つけると嬉しくなります。

面白い名前ですよね。猿面海老根。
花の部分の唇弁(しんべん)が赤く、しわが寄っているため、猿に見立ててサルメン。同属の植物エビネの根が海老の背中に見えたためエビネになったそうです。
サルメンエビネの根がどうなっているのか、見てみたい気持ちはありますが、希少種ですので見られる機会はあまりなさそうです。
顔がサルで尾がエビ。ファンタジーの合成獣キマイラ的妄想も広がります。
こんなことを考えるのは私だけでしょうか。

サルメンエビネを見つける場所は登山道沿いや知床五湖の遊歩道などの森の中。暗いことが多く私にとっては撮影が難しい。
今回見つけた場所では、あまり近づきたくない植物がサルメンエビネを守るように生えていました。
お判りいただけるでしょうか。
ツタウルシです。
ツタウルシに阻まれて、遠巻きに撮影です。(かぶれたくない)
希少種はこうやって何かに守られて生き延びているのかと、
ふと、思うのでした。
(笠井)

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