活動報告 2020/11/22

10/25 知床国立公園クリーン事業<ルシャ地区>に参加しました!

10月25日、環境省・斜里町が主催する知床国立公園内のクリーン事業に参加し、一般利用者の入れないルシャ地区で美化・清掃活動を実施しました。

この事業は知床国立公園内の良好な自然環境の保全を図るため、発起団体の地元ボランティア「知床をきれいにし隊」を中心に行っています。
今回は行政・大学関係者やウトロ地区住民ボランティアを含む35名が参加し、約2時間掛けて漂着物を回収しました。
海岸沿いのゴミを拾い続けると45Lのゴミ袋がすぐに満杯になり、新しいゴミ袋と交換していきました。

限られた時間でペットボトルや食品が入っていた容器、プラスチックの破片、壊れた家具、絡まった釣り糸等を回収し、中には全く読めない外国語の製品も散見されました。
日本はもともと海流に囲まれた島国であり、海中を漂っていたゴミが各地の海岸で漂着しています。
このような人口のゴミは人間が住んでいる町から発生し、降雨の影響で河川や水路に流れ込み、海へと流れついてしまいます。

回収した満杯のゴミ袋をトラックに載せて、今回のクリーン事業は完了です。
作業終了後、協同で大量のゴミを拾えたという達成感が湧きましたが、海岸には打ち上げられたプラスチックごみが残っていました。

海洋に漂うプラスチックが国際問題となっている昨今、これからは一人ひとりのゴミの持ち帰りや分別といった配慮が重要になるでしょう。マイバッグやマイボトルを活用し、廃棄されるプラスチックごみの量を削減していきたいものですね!

<担当:畔栁>

新着ブログをもっと読む