知床五湖の高架木道を歩いてきました。
雲が山を覆ってしっとりと落ち着いた雰囲気の一湖でしたが、一方で野鳥のさえずりが賑やかでした。
そこかしこから鳴き声を響かせていたのはウグイス。
「うぐいす色」というと、うぐいす餡のような黄緑色をイメージしがちですが、実際のウグイスは茶褐色です。メジロと混同したのではないかと言われています。
コウテイペンギンのようなカラーリングの小鳥は、ノビタキのオスです。
高架木道の手すりも、小鳥たちにとっては声を響かせるのにちょうどいい止まり木のようです。
エゾシカの姿もありました。
若いオスでしょうか。まだ伸びきらない角がまるでキリンのようで微笑ましいです。
(小野寺)